2020-04-18

「自分の名前で仕事したい」あなたへ〜これからの時代に求められる価値とは?

昨年から、いよいよ終身雇用崩壊の流れを受けて、副業解禁の企業がますます増えていますね。

 

これまでのクライアントの多くも、私自身も組織勤めと副業を並行した時期を経て自分にとってのちょうど良いライフ&キャリアにたどり着きました。

 

会社の名前でも役職でもなく、「自分の名前で仕事がしたい」という方は年々増えているようです。

 

副業であれば、気軽に始められそうだし、リスクも背負わずに済むけれど、、実際のところどうなのか?関心も高まっていますよね。

 

副業のメリットやデメリットはすでに語られ尽くしている感があり、ここでは触れませんが、今日は、これから副業を考える方に向けて、今私が感じていることをお伝えしてみます。

 

これからは副業も実力主義の時代へ

 

副業は楽しいです。

 

収入は本業でしっかり得られているのですから、思いっきり好きなこと、やりたいことにチャレンジできる。

 

最高ですよね。

 

でも、起業や副業がブームだった数年前と比べると市場も成熟してきました。

 

さらに少し厳しい現実をお伝えすると、、、これからデジタルシフトが加速することで、、、ますます実力主義の世界が待っています。

 

副業で、

☑️会社以外のネットワークや視野が広がる!

☑️キャリアの選択肢が広がる!

☑️本業と副業の互いに相乗効果がある!

というメリットは大きいものの、、、

 

少なくとも本業と同等以上のエネルギーや時間を費やすことができないと継続するのが難しいのでは?と私は考えています。

 

副業に本業と同等以上のエネルギーや時間を注ぐって、並大抵のことじゃないですよね。

特に子育てや介護など家庭でも責任を負っていればなおさら。

そういう意味で厳しさは増していると思います。

 

 

一方で、本業の働き方もデジタルシフトによって合理化や改革が一気に進みそうでもありますね。

 

雇用自体も、もっと流動的で柔軟になっていくでしょう。

 

そういう意味で今よりは副業にコミットできる環境は整っていく可能性があります。

 

いずれにせよ、片手間で隙間時間で、、、といったスタンスだと続けていくのが難しく、個人が起業や副業するにあたって、より本気度を試される時代に突入した感があります。

 

「役に立つ」から「意味がある」へ

 

では、こういう時代に価値あるサービスを提供するために、、、何を意識していったら良いのでしょうか。

 

これまでは、諦めずに淡々と「続ける」こと自体が生き残るための一番の差別化でした。

 

お客様の問題解決にフォーカスしてコツコツ続ける道を模索していればよかった。

 

貧困や環境問題をはじめ、SDGsにあるように世界にはまだ多くの解決すべき問題がありますが、

 

多くの人が抱える物質的欲求がほとんど解決された結果、

 

より高次元な欲求である精神的充足を求める時代になりました。

 

加えて、多くの人が副業や起業で個人事業に参入して、世の中に同じようなモノやサービスが溢れていたりもします。

 

そんな時代に何が求められているのか?

 

最近読んだ本にそのヒントを見つけたので、ご紹介しますね。

 

 

この本に書かれていた結論を要約すると、

 

これからの仕事には、

 

世界観=ストーリーと未来を提示する力が必要だよね。ということ。

 

そして、そのためには、これまでのビジネスで必須だった論理性思考力に加えて、

 

感性や創造力が大切。

 

そしてその未来を提示する最強のモチベーションは「好き」というパッションから生まれるんじゃないか。と。

 

 

なんだか小難しく聞こえますけど、結論としては、

 

昭和の時代のように24時間仕事ばっかりして考えているんじゃなく、

 

音楽、美術、文学、映画、芝居、伝統芸能、、、

 

文化や芸術や好きな世界をとことん追求し、感性や遊び心を磨くことで、

 

発想を広げて自分らしいストーリーや世界観やビジョンを描くヒントになったりするんじゃない?

 

そしてそれが新しい価値を生み出す源になるんじゃない?って話なんです。

 

一人一人がアーティストとして価値を創造していく時代。

 

これは副業に限らず本業にも共通する話。

 

今おうち時間が増えているので、新たな時代を創造する感性を磨くために、

 

様々なカルチャーに親しんだり、学びを深めたり、、、という時間を

 

リフレッシュに味わうのも楽しいし有意義なのでは?という一つの提案でした。

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

ではまた。

 

 

 

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