その努力、必要ですか?

シンドイ生き方からラクな生き方へのシフトを応援するママコーチのNaokoです。   努力して苦手を克服することが大事だと思っていました。   苦手を克服しなければ生きていけない。   「まっとうな社会人」として生き残れない。   ダメ人間になってしまう。   生活できなくなる。   このまま行ったら路頭に迷う。。。   どんだけ~!!!(←ザ・ネガティ部スパイラル)   いやはや、かなり追い詰められていたし、必死でしたね。笑   私の場合は、特に不器用だったのもあって、得意なことより苦手なことが圧倒的に多かったんです。   会社員時代は、文系だったのもあってどうしてもマルチタスクプレイヤーであることを求められる。正直それがとっても辛かった。   小学生である長女を見ていて今は徐々に変容しつつあると感じますが、私が学んだころの(だいぶ昔の)日本の義務教育では、どの教科も満遍なくデキるようにならなければならない。   そんな考え方が、主流だったように思います。   何か突出してデキるようになるより、満遍なくデキるようになった方が不便じゃない。   確かにそんな考え方も分かります。   そして若いころは、そもそも経験自体が不足していて、自分にどんな才能が眠っているかなんて分からないのだから、いろいろやってみて、努力によって一定レベルまで達することを実際に経験することも必要なんだと思います。   でも私は、40代になって、人生の折り返し地点に差し掛かった今は、もう努力して克服することは必要ないんじゃないかと思っています。   私は、だいぶ遅くに子どもに恵まれたこともあって、まだ子育て真っ最中。 体力も時間も限られる中で、毎日を満たされた気持ちで過ごしたり、仕事のクオリティを大切にしたいなら、自分の本質に合ったことにエネルギーを集中させることが、すごく大事なんじゃないかと思うんですよね。   そもそも努力や苦労が伴うことって、自分にとっては苦手なことが多いですよね。   逆に、失敗もいっぱいするし、うまくいかないこともたくさんあるけど、なんだか知らないけど、もっとやりたくてもっと上手になりたくてどうしてもやってしまう。やり続けてしまう。 こういったことは、大抵の人は努力や苦労とは感じないんじゃないかと思うんです。   以前どこかで見かけたのですが、所ジョージさんの発言を見て、非常に共感してしまいました。   「苦労とか努力っていう人はたぶん才能ないんだと思う。」   やってみて、見極めて、もうやり続けることに意味を見いだせないとか苦しくて仕方ないんだったら手放す。   特に体力的にも時間的にも制約の多いママが長く働き続けるためには、そんな勇気も諦めも必要なんじゃないかと思うのです。   あなたがあまり努力しないで続けられること。 そしてこの先20年30年ずっと磨き続けてていきたいこと。   もっと早くから見極められればそれに越したことはないけれど、40代にさしかかったら、どんどんそぎ落として、自分が本当にやり続けたいことに絞っていった方が、自分もご機嫌でいられるし、そうしていくことで、制限がある中でも自分が納得のいく仕事ができるんじゃないかと思うんですよね。   今まで、無意識だったかもしれないけど、知らず知らずに長年やり続けてきたことはありますか?   人によっては、いくつもあるかもしれないですね。   苦労を伴わないで、努力とも思わずにもっとやりたい!もっと上を目指したい!と思えていたこと。 そこにあなたのこれからの仕事をもっと輝かせるヒントが眠っているかもしれませんよ♡   では、今日は、このへんで。                        

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください