ママが働く時に一番ネックになること。
それは、時間的な制約ではないでしょうか。
独身の時や子どもがいなかった時のようには、自分だけの時間を確保することがままならない。
仕事に没頭したくても、お迎えが!!!子どもの食事の支度が!!!お世話が!!!
熱を出したら、誰か他に見てくれる人がいなければ仕事に行けない。
子どもがお休みで家にいる時にちょっと仕事をしたくても、何かしら話しかけられたり助けを求められたりするから、まあ集中するどころじゃないですよね。笑
組織でフルタイムで働いていた時は、時間的に長時間拘束されてしまうことが、当時の私にとっては大きな負担でした。
ファミサポさんやヘルパーさんにお世話になりつつなんとか乗り切りましたが、自分の器量的にも精神的にも体力的にも、平日朝から晩まで会社に自分の人生を捧げるように働き続けることに限界を感じていました。
今の私は、企業での仕事と、個人での仕事を2:3くらいの割合でやっています。
企業での仕事は、自分の視野を広げる刺激を与えてくれるものであり、細々とではあっても安定的な収入が見込めるもの。
個人での仕事は、仕事量も自分で調整できて、自分の想いをまっすぐ表現できる仕事。
今でこそ、自分にとってバランスのよい働き方と仕事をしてはいますが、子どもができるまでは、会社員としての社会的な信用や高待遇をなかなか捨てられませんでした。
でも、実際に子育てしながらフルタイムで働いてみて、それに
限界を感じた結果、本当にやりたいことをやってみよう!と踏ん切りがついたんです。
今日は、そんな私の経験を踏まえて、
子どもができた今こそが、自分らしい仕事や働き方を考えるチャンスだと思う理由を書いてみますね。
ママの時間は貴重です
ママに限らずですが、
時間=命です。
制約があるからこそ、
自分にとって大切な存在がいるからこそ、自分の時間の使い方をしっかり考える必要があると思うのです。
言い換えれば、
自分にとって本当に大切なことを中心に時間を費やせているか。
そこが、自分の人生を満たされたものにするか、そうじゃないかの分かれ目だと思うんです。
今の自分にとって一番大切なものは何だろう?
今のあなたが、一番大切にしたいもの、時間=人生を費やしたいことは何ですか?
私の場合は、会社員として働いていた時の仕事は、大切な子どもとの時間を削ってまでやりたい仕事ではありませんでした。
単なるワガママに聞こえるかもしれませんね。
私にとって、安定した収入が何より大事だったなら、たぶん今も辞めずに頑張っていたと思います。
でも、
自分の気持ちに正直になったら、そのまま働き続けることに強い違和感を感じてしまったんですよね。
自分にとっての価値基準が明確に
コーチングで時間をかけて自分を見つめなおした結果、ママになった今の私が大切にしたいことが明確になってきました。
・子どもとの時間を大切にしながら働き続けて、ゆっくりでも着実に自分らしいキャリアを築きたい。
・子どもができたからこそ、心からやりたいと思う仕事に絞りたい。
これは私にとってのライフポリシーのようなもの。
自分なりの価値基準が明確になったことで、仕事を選ぶ時に、迷わず決断できるようになったんです。
自分の気持ちに正直になってよかったこと
結果的に、今の私は、自分の気持ちに正直にやりたいことにチャレンジしてみてよかったと思っています。
もちろん、まだスタートしたばかりで、これから地道に活動して信用や実績を築いていく必要はあります。
でも、自分が自分の気持ちに正直になって、
年齢にとらわれず本当にやりたいと思ったことをやってみたこと。
そして、自分の中に眠っていた
想いを軸に仕事を創れたことで、悩んでばかりだった過去の自分も含めて、自分自身をマルッと肯定できるようになりました。
ママの生き方は子どもにも影響します。
私は、子どもたちにも自分が本当にやりたいことを見つけてチャレンジし続けてほしいし、自分次第で自分らしい人生を切り開くことは可能だと伝えたいんですよね。
そのためには、ママである私自身がまず自分らしい働き方や生き方をすることが、一番の応援じゃないかと思っています。
終わりに
いかがでしたか?
ママになったことで、確かに制約は生まれます。
それまでと同じようにできないことを嘆いていても、エネルギーダウンを起こすだけ。
ママになって自分以外に大切な存在ができたことで、自分の価値基準がより明確になってくることもあります。
仕事に自分を合わせるのではなく、自分に合った仕事をこちらから選ぶ。
そんな風に仕事との付き合い方をシフトできるタイミングなんじゃないかと思います。
自分を見つめ直し自分の価値基準をハッキリさせるチャンスに恵まれていると捉えられたら、また新しい道が見つかるかもしれません。
制約があった方が、むしろアイディアもその人が本来持っている創造性も発揮されやすいと私は思っています。
自分らしく働き続けたいママを、私もコーチとしてこれからも応援し続けていきますね!