「このままではあなたに戻る場所はありませんよ」
一人目の産休に入る直前のこと。 当時勤めていた会社の人事部長とのランチでそう言われて心臓がキューッと締め付けられる気持ちになったことを今でも思い出します。
誰もが知る大手企業に勤め、周りからは順風満帆だね。と言われるような「恵まれた環境」の中にいながら、私の心はいつも、ここではないどこかを探して彷徨っていました。一生懸命仕事に取り組んでいるのに自分の強みも活かしどころもわからない。 同僚のあの人に比べて成果が劣っているわけでもないのになぜか認めてもらえない。
どこで間違えちゃったんだろう。 どうしたらこのループから抜け出せるんだろう。強い焦りがありました。
「もっと上に行けば、この霧は晴れるはず」
二人目の育休中は、学校に通って難関資格に挑戦し、合格を手にしました。 けれど、待っていたのは想定外の現実。 育休から戻ると、以前のキャリアとは切り離された場所が私の席でした。
だんだん自信がなくなりました。 私なんてどうせダメなんだ。自暴自棄になりました。 家では夫に不満をぶつけました。 「私がこんなに大変なのはあなたのせいだ。」
今思えば情けないけれど、当時の私はそうやって自分を守るのに精一杯でした。
「夫のせい」「会社のせい」「環境が悪いから」 そうやって自分以外の何かのせいにすることで、自分の人生という舞台の主役から、ずっと降りていたのだと思います。
そんな私が自分の間違いに気づいたのは、それから一年半ほどして会社を辞めてからのこと。
「誰かの正解」を積み上げても、自分という「作品」は完成しないということでした。

私が迷子だったわけ
私がキャリアにも人生にも迷いまくっていたのには実はちゃんと背景がありました。
幼少期から絵本やリカちゃん人形が好きな内向的な子どもでした。 あまり自分の気持ちも言えなかったから、「直子ちゃんは我慢強いね。」親戚のおばさんにもよく言われました。
私が育ったのは昭和の高度成長期。 仕事熱心で家庭をあまり顧みない父。 教育熱心で真面目で美意識が高い母。 よく口論していたのを思い出します。 両親の不仲は家庭に不穏な空気を醸し出します。 小さな子どもにとっては家庭がこの世界のすべてみたいなもの。 その均衡を保つために子どもながらにめちゃくちゃ気を使うわけです。少し母の機嫌が悪いと察すると、即座に肩を揉んだり、お皿洗いをしたりお手伝いをしようと動きました。
父には「お母さんはこんな気持ちだよ」 母には「お父さんだけが悪いんじゃないよ」と仲を取り持とうとする。笑「あなたはきっと裁判官か検事になれるわね。」そうおばにも言われるくらい、人の顔色をよく見る子どもでした。
母を悲しませたくなかったんです。 父と結婚したからあまり幸せじゃないのかな。 だったら私が母を幸せにしなくっちゃ。
そうこうするうちに自分がどうしたいかより 目の前の相手がどうしたいかを最優先に考えるのが当たり前になりました。
家庭だけじゃなく、学校でも会社でも 「あなたはものすごく気を遣う人だね」と誰にも口を揃えて言われる大人が出来上がりました。
自分を取り戻したきっかけ
会社を辞めて「これからどうしたものか」 人生にもキャリアにも希望が持てず途方に暮れていた私に、そこから抜け出すきっかけをくれたのは、とあるライフコーチとの出会いでした。
「あなたはどう感じているの?」 「あなたはどうしたいの?」 「どうしてそう思うの?」
そう問いかけられて最初は戸惑い思うように言葉にすることもできなかったけれど、対話を重ねるほどに不思議なことに心の温度が一度ずつ上がるような気持ちになりました。
ずっと周りの目を気にしてビクビクしていた私の内側にあたたかな安心感が広がっていきました。
目の前の人は自分の内面を写す鑑です。 誰より私自身が一番私の気持ちを置き去りにして蔑ろにしていたから 周りからも大切にされていなかったことに気づきました。

これまで、あなたは本当によく頑張ってきました。
周りの期待に応え、社会的な正解を選び、責任を果たしてきた。 その努力があったからこそ、今の場所があります。
けれど、ふとした瞬間に感じる「このままでいいのかな」というグレーな違和感。 仕事も、家庭も、人間関係も、パズルを完成させてきたはずなのに、なぜか心が震えない。
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どこへ行っても物語を外側から眺めているような疎外感。
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明日がすべて予測できてしまうことへの、名前のない絶望。
「失敗が怖い」のではない。 「正解を選び続けるだけの毎日に、心だけがおきざりになっている」
その閉塞感の正体は、これまであなたが後回しにしてきた「自分自身との対話」が止まってしまっていることにあります。
あなただけの「生きる手応え」を取り戻すための解決策をここに記しました。 5分だけ時間をとって、最後まで読み進めてみてください。
その状況を打破する、たった一つの解決法
この息苦しさを抜けるために必要なのは、これ以上「新しい正解(資格やスキル)」を付け足して自分を武装することではありません。
解決法は、これまで「正解」だと思って選んできた評価基準を一度横に置き、あなた自身の「快・不快」や「違和感」を指針として選び直すことにあります。
具体的には、以下の3つのステップで進めていきます。
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「正解」という評価軸から降りる 「こうあるべき」という外側の声を一度ミュートにします。
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「何もない」と思っていた経験を再定義する キャリアの停滞や思い通りにいかなかった時間を「失敗」ではなく、あなたにしかない「リソース(資源)」として捉え直します。
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「私のモノサシ」で選び直す 他人の脚本を演じるのをやめ、不器用でも自分の実感を伴った言葉や行動を日常の中に一歩ずつ置いていく。
一人で考えると、どうしても「いつもの思考の癖」に捕まってしまいます。
だからこそ、私との対話を通じて、あなたが「何もない」と切り捨てようとしていた日常の中からあなただけの価値を掘り起こし、あなたの基準や瑞々しい感性で選び直す。 それが、人生に「手応え」を取り戻す唯一の道です。ワークシートを埋めるのは、もうお休みにしませんか?
自分の強みを見つけようと、いくつも自己分析をしてきた。 それでも、いざ真っ白な紙を前にすると「これで合ってるのかな?」と正解を探してしまう。
私のセッションには、事前の準備もワークもいりません。 必要なのは、あなたの「まとまらない本音」だけです。
一人で向き合うワークシートでは、自分の思考の癖(フレーム)から出られません。
対話を通じて、あなたが発した言葉を、声を、表情を、私が拾い集めて整理します。 それは、石の中から本来の形を削り出すように。あるいは、バラバラな音を調律して、一つの旋律にするように。 それだけで、一人で何ヶ月も何年も悩んでいた霧が、すーっと晴れていくことがあります。
「自分には何もない」の先で見つけた、それぞれの物語
1. 【10年間の思考ループから、「私の言葉」を取り戻したDさん】
「『何かを変えたい、でも何がしたいか分からない』。そんなモヤモヤを7年間も抱えていました。一人で考えても同じ場所をぐるぐる回るだけで…。 セッションでは、私がバラバラに出した言葉を、なおこさんが丁寧に拾って『一つの地図』のように整理してくれたんです。そこで初めて、自分が動けなかった原因が『他人の期待に応えようとする癖』にあったと気づけました。7年分の霧が、わずか60分で晴れた感覚です。」
2. 【復職後の「キャリア喪失感」を、人生の資産に変えたGさん】
「育休からの復職後、以前と同じように働けない現実に直面し、『積み上げてきたキャリアが途絶えてしまった』と絶望していました。 けれど対話を重ねる中で、キャリアを『一直線の階段』ではなく『多層的な建築』として捉え直す視点をもらえたんです。思うようにいかない苦しい時間さえも、私という人間に厚みを与える大切な土台なんだと思えた時、憑き物が落ちたように焦りから解放されました。」
3. 【「ビジネスの正解」に自分を見失っていた個人事業主のIさん】
「念願のフリーランスになったものの、集客のために『こう発信すべき』『この導線が正解』というノウハウを詰め込む毎日。気づけば会社員時代と同じように『誰かの決めた正解』をこなすだけのタスクに追われ、心が枯渇していました。 なおこさんに『そのビジネスは、あなたの表現(アート)になっていますか?』と問われ、ハッとしました。型に自分をはめるのをやめ、原点の想いを紐解いたことで、自分を削るビジネスから、自分を表現するビジネスへとシフトすることができました。」
【アートな生き方会議】の詳細
【こんな方へ】-
やってみたいことはあるけれど、最初の一歩を踏み出す勇気が出ない
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キャリアについて、利害関係のない第三者と本音で話してみたい
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「今の場所じゃない」とは思うけれど、次にどんな種をまけばいいか分からない
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自分の活動が、いつの間にか「義務」や「作業」になっている
【セッションで得られること】
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思考の「ノイズ」が消えて、頭と心が軽くなる
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誰かの成功法則ではない、あなたにフィットする歩み方が明確になる
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どこにエネルギーを注げば全体が動き出すか、核となる「センターピン」がわかる
- 自分の人生を動かしていく能動的な感覚を取り戻せる
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形式: オンライン(Zoom)
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時間: 60分
- 料金: 初回限定価格 5,500円(
通常 15,000円)
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お申し込み:言葉にならないモヤモヤを、そのままに。
「こんな抽象的な相談でもいいのかな?」 「まだ何も決まっていないのに、申し込んでもいいのかな?」
そんなふうに迷う必要はありません。思考の整理は、私の仕事です。 まずは下のボタンから、今のあなたの「温度」を、そのまま教えてください。
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日程変更: 予約日の前日までにご連絡をお願いいたします。それ以降の変更は1回までとさせていただきます。
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追伸:あなたは、空っぽなんかじゃない。
これまで生きてきたあなたのキャンバスには、すでにあなたにしか出せない深い色や質感が重なっています。涙が止まらなかった夜も、迷い立ち止まった跡も、すべてがあなたの人生を唯一無二にする大切な素材です。
もしかしたら、今はまだ整理できていないと足踏みしているかもしれません。でも、「言葉にならないまま」でいいんです。
「今の自分では、まだ足りない」という呪いを、今日ここで終わりにしませんか? 扉を開けるのは、ほんの少しの勇気だけで十分です。 当日、ありのままのあなたとお話しできるのを、心から楽しみに待っています。