慎重な私が安定を追いかけなくなった理由

会社員として生き残っていく場合も、 独立した場合も、 ベストを尽くして、より質の高いアウトプットをしていく必要があるのは同じ。 どっちにしても決してラクではない。   それを考えたとき。 より楽しめそうなのはどっちだろう? 年齢を重ねても、経験が自分の資産として積み上がっていきそうなのは? 自分の裁量で決められることや自由度が増えていくのは? 純粋に『こうしたい』『やってみたい』気持ちから取り組めるのは? そう考えたら、どうしても一度は挑戦したくなった。会社にしがみついているのは限界だった。 今いる場所に留まって、不得意なルーティーン業務をこなしていても。 社外で通用するスキルを身につけるのは難しく、私自身の将来にとってもリスクが大きい。 そんな気持ちでぶら下がっているのは、周りにとってもいい迷惑だなぁと感じたんです。 最初数年は収入が三分の一以下に減って夫にはめちゃくちゃ心配をかけたし、さんざん甘えさせてもらったけど。(今も?笑)   独立してからは意見の食い違いもありこれまでになくたくさんケンカしたけれど、、、 理解して支えてくれたことに心の底から感謝してる。 長年会社員をやってきたけれど、ものすごく守られた立場でありがたい反面、 自分で選べることやコントロールできることがあまりにも少ない。(今も多くの企業では) 能力だけじゃなく、どうしても環境や巡り合わせにも運命が左右されてしまう。 夫婦単位家族単位で考えても、会社に人生を丸ごと預けるのはリスクだなぁと。 私たちは高齢出産だから、子どもたちも小さくまだまだこれから多くのお金がかかる。   そんな中、二人していつリストラされるか怯えながら過ごすのは嫌だ。 急に仕事を失って家族離散とか絶対無理。   だったら今のうちにリスク分散しておきたい。 最初はほんのわずかでも、例え数千円でもいい。 ゼロから私自身の力で収入を得られるようになったら、、、   経験を積むことで、それを少しずつ増やしていけたら、、 どれだけ見える景色が変わるだろう。 家族としてどれだけ安心が増えるだろうと。     実際、最初にセッションでいただいた2,500円の重み。ありがたさ。   きっと生涯忘れないと思います。   小さくはじめて小さく失敗したら、何度だって挑戦できる。   小さな失敗を積み重ねてちょっとずつ成功に近づいていけばいいじゃん。 一度失敗したり脱落したらそこでゲームオーバー!!じゃなく。 いくつになっても再チャレンジできる。 そう思ったら、真っ暗に見えた未来に一筋の光がさしたような気がしたんです。   独立したらもちろん、全てが『自己責任』の世界。   もし自分や家族が病気したり倒れたりしたらどうする?と不安に思うときもある。 (リスクを減らすためにできることの話は別の機会に)   でも、会社員として働いていたら知らなかった世界を 経験をさせてもらって私は少し自信がつきました。   あ、「自分次第」ってこういうことだったのねって。 結果として、今はこの働き方を選んでよかった。 と心から思えています。 今日伝えたかったのは、 『リスクをどう捉えるか?』   『目先のことじゃなく、中長期的な展望があるか?』 『自分のことだけじゃなく、家族としてどうリスク分散するかを考えているか?』 ということ。   そして『安定』を追いかけるほど、実はそこから遠ざかっていく不思議。   私は、小学生の子どもたちと一緒に過ごす時間が増えて、彼らの『ただいま』を迎えられて嬉しいです。   子どもが小さいときの時間は二度と戻ってこないから。   私にとっては『今』も大切。   そんな訳で、しつこいようですが、こんなワークスタイルを許容してくれた夫に改めて感謝なのです。

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