若い頃の私は、極度に自信がない人でした。
人生の後半戦に差し掛かった今ですら、決して自信満々ではありません。
30歳の頃勤めていた会社で、可愛がってくれた上司に社費留学や海外赴任を勧められた時も、自分にできるワケがないと勝手に決めつけて、その後逃げるように会社を辞めましたし。
プライベートでも、結婚するなんて無理。子どもを生むなんて無理。
こんなダメな私にできるワケがない。と本気で思い込んでました。
どれだけ自分を認められていなかったか。今振り返るとビックリですよ、奥さん。笑
でも、結果として、私は自信がなかったことを良かったと思っています。
今日は、極度に自信がなかった私から、いつも自信が持てなくて悩んでいるあなたに、今一番お伝えしたいことを書きますよ。
自信はそもそも必要なもの?
自信を持てとか、自信がある人は輝いているとかよくいいますけど、そもそも自信って必要なんでしょうか?
実は私はそれ自体を、疑っています。
私自身の経験を振り返ってみて、自信なんて、あってもなくてもいい。そう思っています。
自信がなくてもいい理由とは?
確かに自信ありげに振る舞った方が、強い存在感をアピールできますし、交渉の場面などでは優位に進められるかもしれません。
自信がある人の方が、確かにカッコ良く魅力的にも見えます。
自信がない人からら見ると、圧倒されるような気持ちになることもあるでしょう。
でも、自信が無いからといってうまくいかないってのは本当でしょうか。
自信がないからこそ、冷静に適切な準備や対策を講じることもできますよね。
普段から自信満々な人より、
自信がないあなただからこそ、それを乗り越えてチャレンジすることで得られるものは大きい。
そして必死になって立ち向かう姿が周りの人の気持ちを動かし、周りにとってもポジティブな影響を与えられるんじゃないかと思うのです。
そして、自信がないあなたの方が、より広い視点から物事を捉えることができるんじゃないかとも感じています。
人との関わりという側面から考えると、自信がないあなたの方が人を理解したり受け入れる度量が大きく深いんじゃないかと思うのです。
コーチングを学んで、周りの人と信頼関係を築くためのコミュニケーション能力に影響する事柄は、どれだけ多くの視点を持っているかだということを知りました。
その観点から見ると、
自信がないことは決してマイナスばかりではないと思うのです。
ただ、
うまくいかないことを全て自信がないせいにして、今までと行動を変えないこと自体に問題があるんじゃないかと思っています。
とはいえ、自信がないと生きづらい
自信がないと、いつも人の顔色を窺ってしまったり。
その必要はなくても、必要以上に自分を責めてしまったり。
自信がないと何かと生きづらく感じることは確か。
その生きづらさ、一体どうしたらいいんでしょうか。
自信がない人が自信を持つためにできること
自信がある人と自信がない人の違い。
それは、自分で決めて、その選択に責任を持つ。
その覚悟と勇気だけなんじゃないかと思っています。
そして一番のポイントは、
人から認められることで自分を評価するんじゃなく、自分で自分を認めてあげること。
人と比べている限り、上には上がいて、自信なんていつまで経っても得られません。
私が極端に自信がなかったのも、周りの優秀な人たちといつも比較して自分の価値を計っていたから。
自分で自分を認めてあげるための第一歩としてできるのは、今現在のありのままの自分を知り、それが理想とかけ離れていたとしても、それが自分だと受け入れてあげること。
格好悪い不甲斐ない自分も許してあげること。
それができると、自信があってもなくてもどっちだっていい。
今の自分ができることに、全力で取り組むことができるようになってきます。
終わりに
いかがでしたか?
今日書いたように、私は自信なんてあってもなくてもいいと思っています。
ただ、自信がないことを理由に行動できなくなってしまっているなら、やはりそれはもったいない!!
ライフコーチングでは、継続的に自分を知り、自分を受け入れるためのサポートをしています。
自信があってもなくても、精いっぱい自分らしく生きたいと望むあなたをパートナーとして全力で応援します。