子どもが自分らしい幸せな人生を切り開くために、ママにしかできないこと
先日、娘が9歳になりました。
もう9歳、まだ9歳。
私自身も、母さんとして、やっと9歳になったー!(娘も自分も、おめでとう♡)
振り返ってみれば、あっという間だったなーと思います。
実は根がマジメな私は、「いいお母さん」になれるように育児本を読んだり、先輩ママに聞いたりして、いろいろ試行錯誤してきたけど、今の私は、かつて思い描いていたような「いいお母さん」になっていません。
ズボラだし、グータラだし、もちろんイライラして怒ることだって日常的にあるし。笑
3歩歩けば忘れるので、子どもたちによく叱られますし。
そんなに体力もないし、すぐヘタレます。
結果、子どもたちに頼られるというよりは、よく頼っちゃいます。(で、狙い通り?彼らもだんだんしっかりしてきました。)
そんな行き届かないところばかりの母親ですが、子どもが9歳になって見えてきたこともあります。
それは、子どものためにお母さんがしてあげられることって、実はとっても少ないということ。
あれやこれや口を出すよりも、少し離れた場所から、そっと見守ってあげることが、一番本人のためになるのかもしれないということ。
心配のあまり、愛情のあまり、世話を焼いてあげたくなるし、いろいろと与えてあげたくなるけれど。
もちろん、してあげられることは、例を挙げれば、数限りなくありますよ。
健康に配慮して、食事や身の回りの環境を整えてあげること。
社会のルールを教えてあげること。
様々な経験を通じて、子どもの心や知性を育んであげること。
でも、実はこれは、母親だけが担うべき重責でもない。
子どもの人生は子どものもので、それぞれ自分で切り開いていく力を持っています。
そう信じられるようになってから、私はあまり心配しなくなりました。
そして、子どもたちに、無条件でただ大好きだよ。と伝えられるようになりました。
彼らなりにいろいろ壁にぶち当たったり、失敗も多いけど、そんな姿も愛おしいなーと思いながら、そっと眺めていられるようになりました。
「なんだかんだ言ってもあなたたちは大丈夫だから、がんばれーっ!」て応援するスタンスです。
子どもたちも、自分なりに考えて、試行錯誤しながら成長しています。
私が敢えて口出ししなくても、失敗を繰り返さないように自分で考えるようになりました。(ええ、少しは。笑)
子どもも私自身も、いや~成長したものです。笑
私の子育てのスタンスが変わったのには、理由があります。
自分自身の弱さや不甲斐なさ、ダメな部分も含めて、それも私だよねー。と受け入れられるようになったから。
そんな私のままで、自分の人生を楽しめるようになったから。
甘い苦い含めて、いろーんな経験をしてきたけど、全部必要なことだったなーと肯定できるようになったから。
自分らしい人生って、その気になれば、誰にでも創造できるんだなと心から信じられるようになったから。
自分自身を信頼できるようになると、人のことも信頼できるようになるんです。
子どもであっても、大人であっても、信頼されていると、なぜか力が沸いてきちゃうし、行動できるようになっちゃうんだよね。
だからこそ、私は、まずお母さんに自分らしい人生を歩むことをオススメしたいのです。
子どもにお母さんとしてできるきっと唯一のそして一番の貢献は、お母さんが自分の人生に責任を持って生きること。
今の私は、そう思っています。
自分らしく生きるってことは、人によって定義が違います。
子どもが小さいうちは、子育てに集中したいから、他のことは後回し。
今は、限られた子どもとの時間を思い切り楽しむ!!でも、もちろんいいんです。
ただ、子どもを言い訳にして、環境を言い訳にして、ほんとうはやってみたいこと、我慢していないだろうか。
最初からできないと諦めていないだろうか。
誰かのせいにして、結果誰かに責任を押し付けていないだろうか。
ちゃんと納得して、今の生活を自分で選んでいると胸を張って言えるだろうか。
そこを、一度自分に問いかけてみてほしいなーと思うのです。
あなたにとっての自分らしく生きることって、どんなことでしょうか。
ぜひ一度振り返ってみてくださいね。