ママが自己肯定感を高めるために、今日からできること5つ

「自己肯定感」、最近の子育てでよく使われるキーワードですよね。 自己肯定感が高い状態ってのは、ざーっくり言うと「根拠はないけど、自信がある」ってこと。 人と比べて能力が飛びぬけているとか、学力が高いとか、社会的地位が高いとか、お金持ちだからとかってこととは全く関係なく、ただ自分自身を価値ある存在だと思えること. 自分を信じて自分らしい人生を切り開いていくためには欠かせない「自己肯定感」。 幼少期にそのベースが形作られると言われていますが、大人になってからでも自己肯定感を上げることは可能です。 私自身も、子どものころから何をやっても今一つ自信が持てず、仕事でも人生でもつまづいてばかりでしたが、40代になってから少しずつそんな自分を受け入れて、自分が本当にやりたいと思ったことに素直にチャレンジできるようになりました。 今日は、そんな私の経験を踏まえて、大人になってから自己肯定感を上げるためのヒントを書いてみますね!

周りを批判するのを、まずやめよう

自己肯定感を高めるために最初にオススメしたいこと。それは周りをジャッジするのをやめることです。 口に出すかどうかは別として、周りの人を自分のものさしにあてはめて、ついつい批判したり非難してしまうことはありませんか? 周りの人を批判的に見るクセがある人は、多くの場合、自分に対しても批判的な目を向けています。 自分の基準に照らし合わせて、間違ったことをしていないか四六時中監視しているんですね。 これってものすごーく疲れることです。 エネルギーを奪います。 そのものさし、一度捨ててみませんか? 「いい、悪い」で判断するのを一度やめてみるんです。 習慣的なものなので、一度に替えるのは難しいかもしれません。 まずは周りと自分をジャッジしている自分に気づくこと。気づいたらやめてみること。それがまず第一歩です。 自分の「正しいものさし」で周りを判定しなくなると、自分を責めることもグンと減っていきますよ。

違和感を感じる場所、人から離れよう

ジャッジするのをやめると言ったって、、、長年くせになっていること、そう簡単には変えられない。 そう思うかもしれませんね。 そんな人には、違和感を感じる場所や人から離れることをオススメします。 職場の愚痴ばかり言っている同僚となんとなく一緒にランチを食べてゲンナリしていませんか? 気が合わないママ友とのお付き合いに気持ちがすり減っていませんか? 違和感を感じる場所や人は、あなたからエネルギーを奪います。 距離を置いたら何か言われるかもしれないからと、無理に合わせなくていいんです。 職場やコミュニティに属していると、いつも自分の思い通りにはいかないかもしれませんが、今できる範囲で自分が心地よくいられる場所、人と一緒にいることを選ぶようにしてみるといいですね

自分の声に耳を傾けよう

とはいえ、そもそも自分が違和感を感じていることに気が付かない場合もあります。 特に大人になると「こうあらねばならない」という世間の常識や価値基準にかき消されて、自分の正直な気持ちや感覚が分からなくなってしまうことはよくあります。 自分がどうしたいかが分からないとついつい周りに振り回されてしまうから、自分を大切にしている感覚が失われていくんですね。 自分が「こうしたい」が分からなくなってしまった人にオススメしたいのは、小さなことでいいから、自分の欲求に耳を傾けてそれを実際にやってみることです。 例えば、今日のランチを、いつものように一緒に食べる人に合わせず、本当に自分が食べたいものを選んでみるとか。 コスパ重視とかニンニクは匂うからとか頭で考えるんじゃなく、「私はギョウザが食べたいんじゃーーー!」とふと思ったらそれを食べるのを自分に許してあげるってことですよ。笑(あ、別にギョウザじゃなくてもいいんですが。笑) 夕食の献立を考える時にも、常に夫や子どもの好みを優先するんじゃなく、自分自身が食べたいものを中心に考えてみるのもいいかもしれません。 自分の小さな欲求を満たしてあげることで、「私は大切な存在なんだ」と自分自身にメッセージを送ることができます

小さなマイルールを決めよう

繰り返しになりますが、自己肯定感が低くなってしまうのは、自分の基準が分からなくなり、周りに振り回されてすぎているからでもあります。 逆に言えば、自分なりの基準を決めて、それに沿って自分で行動を選んでいると納得できさえすれば、おのずと自己肯定感は上がっていきます。 子育てでも、仕事でも、家事でも、ほんの小さなことでいいからマイルールを決めましょう。 これさえできていればOKというささやかな基準でいいのです。 そしてそれができたら、自分を思いっきり褒めてあげてほしいなと思います。

ないものよりあるものに注目しよう

人の脳って満たされているものよりは欠けているものに注目するクセがあるそうです。 自分には、あれもこれもできないし。 あの人みたいに優しくてイケメンのご主人じゃないし、子どもたちも素直じゃないとか。笑 そうやって欠けているものにフォーカスし続けていると、だんだんエネルギーが下がってきちゃいますよね~。 でも、これも、ただのクセなんです。 自分に与えられた豊かさって当たり前すぎて、なかなか気が付けないものでもあります。 オススメなのは、やはり言葉にして書き出してみること。 「いいこと日記」なんてのもいいですよね。 言葉にしてみると、あいまいだった自分の考えや感じていることが整理されてきます。 自分が恵まれていることや自分自身の豊かさに注目できるようになってくると、確実に自己肯定感は上がっていきますよ。

終わりに

いかがでしたか? 私がライフコーチやマザーズコーチングスクールの講師として活動しているのは、ママの自己肯定感を上げて少しでも自信を持ってほしいからでもあります。 ママたちの自己肯定感が高まることで、子どもたちも自然にその影響を受けるから。 ただ、私の自己肯定感が低いから私の子育てはダメなんだわって思う必要はありません。 たとえ自己肯定感が低くても、素晴らしいお母さんであることに変わりはないから。 私がお伝えしたいのは、自己肯定感が高い方が何かとラクではないかな?ということ。 もし、自分に自信が持てないママがいたら、今日から一つでもお試しいただけたら嬉しいです。

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