突然ですが、あなたは何のために働きたいですか?働いていますか?
「毎日千本ノックしてる気分だよ。」
最近フルタイムで仕事復帰した友人ママが言いました。
子育てしながら働き続けるってなんだかんだ言ってもやっぱり大変なことです。
私は、様々な制約がある中で、
ママが幸せに働き続けるには、自分なりの軸が必要だと思っています。
人と同じじゃなくていい。
この先変わったっていい。
ただ、
現在の自分自身にとっての仕事とは何ぞや?を自分で言語化できていると、納得度が違います。
仕事だからそりゃもういろいろあって当たり前。
でも、
ちょっとやそっとで諦めないために、あなたにとっての仕事、あなたにとっての働く理由を深堀りしておくといいと思います。
今日は、私にとっての仕事とは?そして私が働き続けることにこだわる理由とは?を、参考までに書いてみますね。
え、このエントリー、誰の役に立つかって?
私です。
私が自分自身の軸を再確認するために書きますが、それが何か?笑
さ、気を取り直していってみよー!!!
私にとっての「仕事」とは
以前の私にとっての仕事は、親や世間から認めてもらうためのものでした。
自己肯定感が著しく低かった私は、キャリアアップして社会的地位を得れば、自分の存在価値を認めてもらえると思い込んでいたんですね。
いや、虚しかったですよ。自分自身のキャリアビジョンが描けなかったから、挫折も失敗も目いっぱい経験しました。
でも今は違います。
今の私は、
仕事は自分が理想とする社会を創っていくための手段だと思っています。
綺麗ごとに聞こえる?
でも、どんな組織でも、どんな仕事でも、きっと本来は、世の中を良くするため、問題を解決するために生まれていると思うんです。
今の私は、たとえどんなに微力であっても、かっこ悪くても、自分が理想とする社会を創るための仕事をしたい。
そんな風に思っています。(あれ?ちょっとかっこよすぎた?笑)
私にとって「働く理由」とは?
私が子育て中でも働き続けることを選ぶ理由はいくつかありますが、
大きく分けると、「リスクヘッジ」と「自分の自由を得て充足感を感じたい」ための二つです。
一番大きな理由は、家族を守りたいから
先が見えないこの時代、子どもたちが18歳になるまでは、万一のことがあっても
自分で家族を養える力を蓄えておきたいのです。
子育てをきっかけに仕事を辞めて復帰するまでにブランクがあると、仕事やスキルの勘を取り戻すまでに時間がかかったり、能力があるのに能力に見合う仕事のオファーをもらえなかったりということは、現実にあります。
たとえ一時的に細くなったとしても、仕事を続けることで、それは経験になるし力になる。
いい仕事をするにはそれなりの時間とエネルギーをかけて磨いた筋力が必要だと思うのです。
たとえ遠回りをしたとしても、スローペースであったとしても、自分らしいキャリアを諦めたくないから、私は働き続けることを選びます。
精神的にも経済的にも自立したいから
今現在、夫と離婚は考えていませんが、(夫もおそらく。。。笑)
将来、二人の目指す方向性が変わった時、やむを得ない事情ができた時、
経済的に自立する手段を持っておくことは、お互いの選択肢を広げることになるし、精神的にも楽なんじゃないかと思っています。
離婚したいけれど経済的に難しいから。。。といって諦めたり、不平不満を抱えて、相手や自分を責めながら一緒に暮らさざるを得ない状況は避けたいと思うんですよね。
自分自身の充足感のため
働くのに限ったことではないですが、自分が社会にとって何らかの形で役に立てること。
価値を提供できること。
これは本当に嬉しいことです。
今現在、私の場合は、働くという形で社会とつながっていた方が、喜びを得られるし幸せを感じられます。
働くことを通じて、私自身の世界や可能性が広がること、成長できることも大きな喜びの一つです。
子どもといい距離感や信頼関係を築くため
私の経験から言うと、ママの幸せは家族の幸せにつながります。
我が家では、私の機嫌が悪いと、途端に子どもたちが挙動不審になります。笑
私自身が幸せな気持ちでいるためには、
自分が納得できる生き方をしていると思えることが大事です。
私自身が満たされていると、子どもたちも安心しているようで、思い思いにのびのび過ごしています。
自分自身が納得した選択を積み重ねて自分を信頼できるようになってくると、不思議なもので、子どもたちのことも信頼できるようになるんですよね。
「いろいろあるけど結局は大丈夫」と思えるから、必要以上に干渉しすぎたり、心配しすぎたりせず、おおらかに構えていられることができるようになりました。
終わりに
今日書いたのは、今現在の私自身の仕事観であり、働く理由です。
一年後は全く違うことを言っているかもしれませんけどね。笑
大事なことなので、もう一度。
人と違っていても、この先変わってもいいんです!!
でも、
自分の軸を持っていれば、周りに惑わされたり、ブレることが少なくなります。
じっくり自分らしいキャリアを築いていきたいと思うなら、一度自分にとっての仕事、働く理由、言葉にしてみてくださいね。
自分だけでは整理できなかったら、コーチと話してみるのも手がかりをつかむきっかけになりますよ。