笑顔で元気に働き続けたいなら、40代からこそ攻めの姿勢で

人生100年時代到来だそうです。 LIFE SHIFT(リンダ・グラットン他)   何をおいても健康が前提ではありますが、100年生きるという前提で考えたら、40代なんてまだまだひよっこだなと思います。 今まで40代と言えば不惑の年齢。私の中でもドッシリとした樹木のような存在感を感じるイメージがありました。 それなりにキャリアを積み上げてきて、後任を育てることに注力する世代。 でも、時代が変わって、これから先もまだ長く働くことを考えたら、これからの展望をこれまでのキャリアの延長戦だけに限定して考えるのではなく、改めて仕切り直しをするのに決して遅いタイミングではないと今の私は考えています。 私自身、既に40代半ばではありますが、不惑なんてほど遠い。まだまだ試行錯誤の連続です。 結婚や出産など、ライフステージの変化をいつ迎えるかにもよりますが、20代、30代と違って、40代の女性たちは自分のためだけに使える時間も体力も限られてきます。 制限がある中で、なお自分自身が充足感を感じながら毎日を過ごしたいなら、自分自身が一番大切にしたいこと、したいものに注力していく他に選択肢はありません。 私の話をすると、私の場合は、今現在は子どもや家族との時間が一番大切。 されど一方で、子どもや家族のためだけに全てのエネルギーをかけるのは、私の場合には充足感が感じられないし、だんだん自分自身のエネルギーが下がってきてしまい、結果として家族にも優しくなれないのがこれまでの経験で分かってきました。 また、これまでの経験を踏まえて分かったのは、私の場合は、関心があることかつ意義を感じることならそれなりに踏ん張りもきくけれど、興味がないこと意義を感じられないことに関しては、全くといっていいほど力も創造性も発揮できないということ。 そして自分自身が本来持っている力が発揮できないと、制限がある中で仕事のクオリティを高めることもできないし、やっていてもただ時間とエネルギーを消耗していくだけで、一番大切にしたい家庭生活までボロボロになってしまい、持続できないということ。 (私の場合は、かつてのサラリーマン時代はそうやって日々をやり過ごすことで精いっぱいでした。) これを読んでくださっている方は、そんなの誰でもそうなんじゃない?と思うかもしれないけど、人によってエネルギーの源って全く違います。 競争や数字を追うことでめちゃくちゃ頑張れる人もいるし、人によっては何より報酬や安定が大切だという人だっています。 いずれにせよ、自分にとってのエネルギーの源となることをまずは言葉にしてクリアにしてみる。 それを軸にこれからのキャリアの展望を描いていくと見える世界がぐんと広がっていくと思うのです。 制限があるからこそ、もっともっと自分自身に正直になって、自分自身のエネルギー(活力)の源泉を大切にしてみる。 それを軸に今の手持ちの札でどんな一歩が踏み出せるか考えてみる。 そうしていくと、自分にとっても周りにとってもいいエネルギーの循環が生まれてくるんじゃないかと思っています。 もう40代だから、、、と諦めてしまうのも、まだ40代と捉えてこれからの時間を大切に過ごすための行動を起こすのもすべては自分次第。 ただし、一つお伝えしておきたいのは、もう少し落ち着いてから、ひと段落してからと思っていると、いつまで経ってもいいタイミングなんて訪れません。 動いていないと、どんどん感覚が鈍ってきてしまって動き出すのが億劫になることってよくありますよね。 動きだしたくなっている今の気持ちをぜひ大切にしてほしいなと思っています。 40代になったからこそ、もっと自分らしく生きたい、働きたいあなたの再スタート、心から応援しています。 それでは、また。

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