「自分を好きになる」ってどういう感覚なの?
私のところに来てくださるクライアントさんは、自分のことが好きになれない人が多いです。
私もそういう人を応援したいと思って活動しています。
私自身が自分を否定して何十年も生きてきて、それがとってもつらかったし、仕事もプライベートもうまくいかなかったから。
逆に、ライフコーチングに出会って自分を好きになったことで、日常に楽しさやしあわせを感じやすくなったし、とてもラクになりました。
で、自分のことを好きになれない時より、ずっと人生の流れがスムーズにもなりました。
何か目標を叶えたいとか、実現したいことがあるからコーチングを受けるというクライアントさんであっても、頑張っているのになぜかうまくいかない時は、その流れを滞らせている原因は、自分を受け入れられないとか嫌いだとかいう自己否定にあることも多いです。
だから、どんなクライアントさんであっても、最初のステップとしては、自分を好きか?とか自分を受け入れられてるか?ってことを一つの指標としています。
さて、今日の本題。
先日、継続クライアントさんが、こう言いました。
[box]「自分を好きになるって感覚がどういうものか腑に落ちなかったんです。
でも、ひらめいた!
自分のいいところだけじゃなく、ダメだな~、嫌だな~って思ってとこも含めて、
それも自分の一部だし、『ま、いっか!』ってそのまま受け入れることなのかな~って♡」[/box]
さすが、私のとこに来てくれるクライアントさん、感度たか~い!!!するど~い!!!
(そもそも、まだまだ認知度の低いこのブログや私を見つけてくれること自体、あなた、天才としか思えませんよ。笑)
そうなんです。
人間って多面体です。
人の心を学び、それを扱う仕事を始めてから一層、人間っていくつかの表面に現れている側面からだけでは、とても推し量れないし、理解できないものなんだということが、ようやく私自身も腑に落ちてきています。
だからこそ、誰でも自分が想像している以上の可能性を秘めているとも思っています。
話を戻して、簡単に言うと、私もあなたも、自分から見てイケテルとこばっかりじゃないのよね。
で、問題は、自分自身が、それをどう捉えるか。というところなんです。
自分を好きになるという観点で言うと、オススメなのは、自分をいい悪いでジャッジしないこと。
いいと思うところも、イケてないな、好きじゃないなと思うところも、実はただの特性です。
ああ、そういうとこもあるんだ~。
こんな特徴があったんだ~。
淡々とそれを受け止められると、それをどう取り扱ったり、活かしたりしたらいい?って視点が生まれてきますよね。
そもそも、その側面が、いい悪いなんて、自分で決めているだけ。
全ての特性は、表裏一体で、いい方向にもネガティヴな方向にも表れます。
例えば、「共感性が高い」という特性があったとして。
人の気持ちに共感できるってのは、もちろんあたたかい人間関係を築く上で、とても大事な能力でもある。
でも、逆に人の気持ちを敏感に察知できるために、圧倒されて影響を受けすぎてしまったり、それで苦しくなってしまうこともあったりする。
だから、繰り返しになるけれど、それをいい悪いで判断することはあまり意味がないのです。
さて、今日の結論。
自分を好きになるプロセスとしては、
[box type=”point”]・自分の特性を知る。
・それを、ジャッジしないで受け入れる。(諦める。)
・それを、どんな風に活かしていくか考える。
・小さな実践を積み重ねて、その活かし方を落とし込む。[/box]
今、自分を嫌いだという人は、全部が全部いいと思えないんじゃないハズ。
どこが嫌いなのかご自身を振り返って、やってみてくださいね。
最初は、ジャッジしないってのが難しいかも。
でも、気づいたらやめる。
気づいたらやめる。
を、繰り返してると、だんだんできるようになります。(ただの習慣です。)
これができてくると、嫌い~っと思っていたワタシと、ずっと仲良くうまく付き合えるようになりますよ♡